三鷹市民大学(哲学コース)に於いて、「世界に広がる希望のビジョン(マンガでわかる禅の智恵)」と題した講義が行われました。

6月15日、三鷹市民大学の要請で、「マンガでわかる禅の智恵」(日本能率協会マネジメントセンター刊)の著者土居征夫が、次のような内容(骨子)の講演を行いました。

当日使用した資料

世界に広がる希望のビジョン(マンガでわかる禅の智恵)

1. 古代哲学、宗教の東西交流から見た西洋哲学と禅・・・アリストテレス以来の西洋哲学とインド哲学、東洋哲学は、アレキサンダー大王の東征などを経て根っこで繋がっている面があること。

2. 禅の基本は「己事究明」・・・私「我」とは何か、それは自他を峻別する小さい私「小我」ではなく、時間的・空間的に宇宙の果てから微細粒子までの世界全体とつながっている大きい私「大我(真我)」であることを発見すること。

3. 禅は、過去1000年近い歴史の中で、神道や儒教とも融合させ、日本社会が築き上げてきた生活文化・精神文化であること。

4. 現代社会においても、イノベーションをもたらす経営哲学として(またそれをもたらす身体的条件の構築に)、重要な貢献を期待されていること。(S/ジョブズから)

5. AI・シンギュラリティを超える人間の本源的智恵であり、現在人類が直面している危機に、人間社会や人間と自然の分断を修復する共生の世界観を提供するものであり、「世界にひろがる希望のビジョン」として期待されていること。」